GWと世界遺産と歳をとったお話
こんばんは
先日GWということもあり、地元の友人と世界遺産や名勝をまわる超スーパーウルトラミニプチ旅行擬きをしてきました。
訪れたのは平泉の中尊寺、毛越寺、達谷窟遺跡、厳美渓、ガラスパーク
という地元民の「とりあえず行ってみるか」ランキング上位を占めるであろう場所たちです。
そうです。私は岩手県の県南部に住んでおります。
これらの場所は地元の小学生などが遠足で訪れたりしていて、自分たちも御多分にもれず遠足で訪れたりしたことがありました。
小学生当時は時代背景や宗教観などを知るはずもなく、ただひたすらに続く坂を無邪気に駆け上がり、そして疲れ果て帰りのバスで爆睡していました。
流れる川の急流や、対岸から流れてくる団子にはしゃぎ、そして疲れ果て帰りのバスで爆睡し、夜に寝られなくなるというのが「お約束」でした。
当時は訳も分からずにただはしゃいでいました。
今はどうでしょう。
永遠に続くかのような坂を登り終え、本堂を見て
「こんなに綺麗だったんだ。。。。」
岩を切り崩したような崖と急流のコントラストを見て
「美しい。。。。」
これが歳をとるということかと21歳ながらに納得してしまいました。。。
子供のころのような無邪気さが失われて成長したのだと感じました。
でもそんなことはありませんでした。
そのあとに入ったファミレスでの会話だったのですが、
なんと、、、
発言の8割が下ネタ
だったのです。
うんこやらオ○ン○ンやら○っぱいなどで盛り上がる男性の姿ははたから見ても、非常に愛嬌にあふれていただろうということは想像に難くありません。
会話の中身が小中学生当時から数センチの進歩しかしていませんでした。
はたして私たちは義務教育を終え、高等学校に入学し、大学へと進学し、日々の生活から一体なにを学んできたのでしょうか。
中学に入ると同時くらいにエッチな妄想にふけり、下の毛が生え始め、高等学校に入学し大人の階段を昇り、大学に入り社会の理不尽さを知り。。。。
そこにあったのは「大きい子供」の姿でした。
とある組織に追われて体が小さくなってしまった高校生探偵もびっくりすることでしょう。
綺麗な景色を見て「綺麗」「美しい」と感じていたのは幻だったようです。。。
(まあさすがに観光地の総滞在時間が多く見積もって1時間半に対して、ファミレスでだべっていた総時間が6時間ということを考えればお分かりいただけるかと)
今年の目標は「童心を忘れない」です。